2004年9月
形代で遊びましょう 3
形代(かたしろ)とは禊ぎ・お祓いなどに使う人の形に切りぬいた紙「ひとがた」のことです。今回はこの方法を使って、エネルギーで調整をしてみたいと思います。
紙とペンを用意します。始める前に相手(被験者)の状態を把握するため、首を左右前後に動かしてもらい、首の可動域を確認しておきましょう。腰も前後屈してもらいます。
では始めましょう。紙に相手のひとがたを書きます。まずその人を見たり思ったりしながら、相手の身体のアウトライン(輪郭)を書きます。こうすることで、エネルギーの情報がひとがたに乗るわけです。これで抜き魂したのと同じような状態が出来ました。
次にひとがた全体にトリートメントをするようにエネルギーを送ります。さらに、紙をたわませたりひねったり柔らかくするイメージで動かしてもいいでしょう。これでしなやかな脊椎などと同じような効果が出るはずです。
身体の状態を調べる場合は、最初から細かく見るのは難しいので、まず大きな部位に分けてみるといいと思います。頭、胴体、左右手足などです。ひとがたの上に指をのせ、チクチクとか、ピリピリとか感じるところがあったら、その部分のマイナスを抜いたりエネルギーを補充したりします。
終わったらまた確認してみてください。チクチクやピリピリがなくなっていればOKです。
慣れてきてもう少し細かくやってみたい方は、ひとがたの絵を少し細かく書き込みます。内臓であれば口から喉、胃、腸など。解剖図のように細かく書きすぎると、どの部位なのか解らなくなりそうなので消化器系、循環器系、臓器などと分けて調べるといいと思います。骨格も同様に調べられます。いちいち細かく書いていると大変だという方は、あらかじめ幾つかの元絵を作ってコピーしておくといいでしょう。そして調べたい人のエネ体を抜き魂して、その絵に情報が乗るようにします。あとは各部位の状態を調べて気になるところを改善。
エネルギー状態が良くなったと思ったら、最初のように相手の方に首を左右前後、腰も前後屈してもらいます。動きが良くなっていませんか? 抜き魂がうまく出来ない方でも結構効果が出ますので試してみてください。
最後に使用した紙から情報を抜いてください。ものに封入したエネルギーを抜くのと一緒です。抜いたあと確認してくださいね。あとは燃やすなり捨てるなりして結構です。
この方法で部屋の状態を良くしてみましょう。人の場合と同様紙とペンを用意し、部屋の見取り図を書きます。机、本棚、テレビ、ベットなどの配置も書き込みます。終わったら、見取り図の上に指を置いてエネルギー状態を調べます。マイナスを感じたら抜き、あとはたっぷりとエネルギーで満たしましょう。部屋の場合、なかなかいっぱいにならないと感じる方もいるかもしれませんが、諦めず入れ続けてみてください。自信がないという方は、書いた部屋の四隅と中心の部分にハーモニーゴールドを張るといいでしょう。
どうでしょうか? 変化はありましたか? 今回ご紹介したひとがた以外にも、名前を書いた紙をスカベンジャーボックスに入れて置く、という簡単な方法もあります。