2002年11月
エネルギーを使って筋肉を緩めましょう2
◎筋肉のことを知らなくてもOK
前回の「たまて箱」で、前屈・開脚前屈の可動域を広げよう、と書きました。しかし、「筋肉をいちいち覚えるのはめんどくさい」「読みながらでないとやれない」と、いささか不評のようでした。先日PH(パーフェクトハーモニー)本部「遊びの会」もこの題目でやらさせていただきましたが、資料を作ろうとしたところパソコンが不調で用意できません。
どうしたものか、これはもっと簡単にやれっていうことかな? ということで一つ一つの筋肉を覚えないでいい方法を行いました。
◎前屈で伸びる上(下)半身の筋肉
前回同様前屈を例にやってみましょう。効果を確認するために、いくつかに分けてやってみます。
まず「前屈で伸びる上半身の筋肉」と思いながら(イメージで)抜き取ります。両手で取り出した筋肉をグニュグニュしながら緩めてもいいし、柔らかくなれと思いながらトリートメントしてもいいです*。
終わったら前屈してみてください。柔らかくなりましたか?
次に、「前屈で伸びる下半身の筋肉」と思って抜き取ります。同じように緩めてください。終わったら前屈してみましょう。
ここまでで一応前屈に関連する筋肉は緩んだわけです。
けっこう大雑把な方法ですので、実際にやってみるとふくらはぎに突っ張り感が残ることが多いようです。残っていたら、ふくらはぎだけを取り出し緩めてみてください。
さらにほかに張ってるところがあれば、緩めてください。
◎皮膚で柔らかくする方法
可動域を広げるには筋肉だけでなく、皮膚を柔らかくすることでも効果を上げることができます。
まず「前屈で伸びる上半身の皮膚」と思って抜き取ります。抜き出したエネルギー体は、四角い生ゴムをイメージするとわかりやすいでしょう。左右・上下ともに充分柔らかくなったと思うまで、やってみてください。
次に「前屈で伸びる下半身の皮膚」も、左右・上下に伸ばしてください。
これで前屈のときに伸びる筋肉と皮膚が柔らかくなったと思います。
◎「○○で伸びる筋肉」
開脚でもやってみましょう。開脚はほとんど下半身の状態ですので、抜き方は「開脚で伸びる筋肉」「開脚で伸びる皮膚」でいいと思います。
「○○で伸びる筋肉」と、ご自身のイメージでいろいろ試してみると面白いと思います。
もっと細かくやってみたいと思われた方は前回の「たまて箱」を参考にしてください。
ここまででも可動域は広がったと思いますが、さらに広げたいのならば骨盤の調節(仙骨・腸骨・股関節)なども試してみてください。調整方法は『TDEトラの巻』*などをご参考に。
なお首の可動域は、皮膚を緩めるだけでもかなり広がります。試してみてください。身体を柔らかくして、怪我や病気から身を守りましょう。
* * *
(おことわり)ここで取り上げている「イメージで身体部位を取り出す」「トリートメント」などの技術は、TDIの能力を使い行います。このTDIの能力を身につけるには、「エルビードヌエボ」(PH会員のみ販売)というMD・CDを20分以上聞くことで誰でも可能です。具体的には下記の『TDEトラの巻』をご参照ください。
*生物個々にエネルギー体と呼ばれる固有の情報体があるとされています。一般的に魂と呼ばれているものかどうかは、まだよくわかってません。上記TDIの能力を身につけ、「抜き魂の術(ぬきたまのすべ)」という技術を使うことで、このエネルギー体を抜き出し確認することができます。また生物個々のエネルギー体を呼び出せるだけでなく、それぞれの人体部位あるいは「前屈で伸びる筋肉」といった抽象的な指定の仕方でも取り出すことができる、とされています。
*『TDEトラの巻』:エネルギー(TDE)を使った様々な遊びや技術をマンガでわかりやすく紹介しています。定価1.200円 (消費税込み)。お問い合わせ・ご注文はPH本部へ(0120-821-790)。